新世代インテリジェントシティコンソーシアム
New Generation Intelligent City Consortium

新世代インテリジェントシティコンソーシアムの狙い

このコンソーシアムは,新しいICT時代の市民生活の課題を取り上げ, 関連産業の高度化を追求するために大学や研究機関が持つ新しいICT技法を活かし, 具体的な実証実験や問題解決を目指すものです. 参加メンバーは,種々の課題を抱える市民, 新しい技術やシステムを追求していく大学,研究機関, およびその課題を新しい視点から設計し実現するビジネスや産業を創り出していく産業界の3分野の組織です.

市民の生活には,種々の課題が存在しますが,安心,楽しさの追求, 個々の能力の向上,近隣や遠隔の人達や組織との連携などが取り組むべき課題になりますが, 今後の我が国の趨勢である超高齢化社会に照らした課題解決が必須となります. ICT技術はおよそ60年の歳月を経て,劇的に変化し発展してきましたが, 更に新しい方向に向かおうとしており, また今まであまり利用されて来なかった技法もあります. これを,上記に示した具体的な課題解決に少しでも役立て, また,そこに新たなビジネスチャンスを見つけ,新たな富の創造を目指す事が必要でしょう.

ICTの新しい潮流として,多くの埋もれていた情報を様々な場面で有効に利用していくビッグデータ, 知的な情報の処理を実現し従来の方法を超えた新しい快活をもたらすセマンティック技術, それに基づき様々なデータの有効利用を図るオープンデータ技法, 消費者と物流産業とを新たな観点から結び付け従来解決困難であった課題を有効かつ能率良く解決する手法などがあります. また,新たなビジネス創出に取り組むべき分野として,医療介護,防災安全対策, 次世代ネットショッピング,新しい手法の農業,観光産業,食品流通, 種々のレベルの教育産業など,新しい取り組みを探るべき領域がたくさん見られます.

このコンソーシアムでは,理論の構築や議論をするだけなく, 上記の3分野のスークホルダーがそれぞれの立場から課題に取り組み, 実証的システム構築,多くの市民が参加する実証実験, 新たなビジネスへの展開を試みるプロジェクトの創出を行っていきます. これまでのプロジェクト型取り組みは, ややもすると課題の一部の解決を求めて終了してしまう場合が多かったのですが, このコンソーシアムでは,総合的な課題への取り組みを重要視し, 全体的な課題解決をはかることを目指します.

ICTの発展は,連続的に進んでいるように見えます. それを利用し,またその周辺に展開するビジネスは, もうこれ以上変化しないようにも見受けられます. しかし,人間の活動はいつも新たなものを求め,発展していきます. そこにイノベーションが起こり,新たなビジネスや産業が生まれてきます. その変化の兆しを捉え,新しい構図を描き, 旧来になかった取り組みを展開していくことに,発展の基があると思われます. このコンソーシアムに参加して,我々と一緒に新たな挑戦の機会を持ってみませんか.

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